中堅サラリーマン代表のポコテコママです。
みなさん!子どもの防災ポーチ作りましたか??
私は、2024年元旦の能登半島地震のあと、すぐに作りました。
もともと、自宅には家族分の防災リュックを準備していたのですが、こちらは「自宅で被災する」という前提のもの。
元旦、義理の妹が実家の輪島市に帰省中、思いがけず大地震で被災し、家屋全壊。突然、避難生活が始まりました。
そんな身内の被災体験が他人事とは思えず、もし、自分たち家族が外出先で被災したら、、、もし、我が家の小学生の子ども達(小4と小1の兄妹)が、大人が不在な状況で災害に遭遇したら、、、なんて思いを巡らせると、今までの防災対策では甘すぎる!という思いに至り、手始めに子ども達の防災ポーチを作ることにしました。
子ども達の防災ポーチに入れておくべきもの、2つ
元旦に大地震、誰もが予想だにしなかった。
分かったのは、
いつ、どこで、被災するかは誰にも分からない
ということ。
地震大国ニッポンに居住する以上、防災対策は特別なことではなく、もはやライフスタイルにしなくてはいけません。お財布やスマホを常時持ち歩くように、防災ポーチも持ち歩くものとして据える。
子ども達の防災ポーチも、
・普段は、通学リュックに忍ばせる
・外出時は、その時持ち歩くバッグに入れ替える
を前提に、重くならないよう必要最小限の防災グッズを揃えました。
中でも、これだけは入れておきたいもの二つをまずご紹介します。
防災カード
幼児のあいだは、子ども達だけで出歩く機会がほぼないので必要ないですが、小学生以上となると登下校等で子どもだけの時間が発生します。
『防災カード』とは・・・
避難に際し携帯し、何か起きた時には他の人に自分のことが伝わる(内閣府サイトより抜粋)
つまり、子どもが自分が誰なのかを周りの人に説明して、離れ離れになっている身内とつながるための非常に重要なツールと言えます。
日常は、スマホや子供用のGPSを利用しているご家庭でも、いったん大地震を含む災害が発生すると、このような通信機器を活用できない状況下になるかもしれません。
情報をアナログで持ち歩くというのが、危機的状況では一番役に立つ可能性が高い!!
我が家の防災カードは内閣府のサイトからダウンロードできる「災害・避難カード(名刺タイプ)」を使って作りました。
これを裏表にして、ラミネートしたものが1枚目。
2枚目は、家族の情報と子どもへのメッセージを書き込みました。
リングでまとめて完成!
ホイッスル or 防犯ブザー
子ども達にとって、防災カードの次に大事なこと、それは
命の危機に際して、助けを求めること
地震等の災害やトラブルに見舞われたとき、自分に命の危険があるかもしれないとき、大声で助けを呼べますか?これは大人でも難しいことです。また、けが等で声が出せないということも考えられます。
そんな時は、とにかく音を出して周囲に自分の存在に気付いてもらうことが大事。
自分の声の代わりになってくれるホイッスルは防災ポーチの必需品です。百均にもさまざまな種類がありますが、一番大事なのは、非日常化で小さな息でもしっかり音がでるものを選んでおくことです。
我が家は、百均のホイッスルでは不安だったので、防災笛としても使える大音量タイプのものを購入しました。
ホイッスルの代わりに、防犯ブザーを活用するのもグッドアイデアですね。我が家は、通学リュックに防犯ブザーをぶら下げているので、ポーチにはホイッスルを備えることにしました。
子どもの防災ポーチ入れるものチェックリスト【保存版】
中身を考えるときの基準は
もしも、外出時に子ども単独で被災したら・・・
を想定します。
・身内とつながることができる
・合流できるまでのあいだ、安全&衛生的に過ごせる(長くて一晩程度)
これらの対策を防災ポーチに詰め込みました。
ポーチの中身を優先順位①~③に分けて紹介していくね
✓防災カード
✓ホイッスル or 防犯ブザー
特に、防災カードは身内との連絡手段になるので必須。
✓ウェットテッシュ
✓レインコート
✓ミニライト
✓メモとえんぴつ
✓あめ
✓小銭(10円5枚/100円2枚)
お出かけするときにいつもバッグに入れているものがあれば、省いてもOK!
✓好きなおやつ
✓マスク
✓ばんそうこう
いつものおやつがあると、子ども達の気持ちの安定に多少役立ちます。災害時に限らず、出先で腹減り状態に陥ったときにも使えますね。
これらを、A5サイズのポーチに詰め込みました。
完成~!
子ども達には使い方を一通り説明して、「ひとりになって困ったときに使ってね」と伝えました。
私が
「周りの大人に防災カードを渡したら連絡先に連絡してもらえるよ」
と伝えると、小学1年の娘からグッドクエスチョンが・・・
娘
「誰に渡してもいいの?」
迷子対策にもなる防災ポーチ、取扱い注意点
思いがけず被災したときに活用するものとして準備した防災ポーチですが、日常下では、子どもが迷子になったときのほうが出番が多いのかもしれません。
もしも、子どもが迷子になってしまい、子供自身がひとりで困って防災カードを大人に渡すとなると、個人情報がつまったカードが万一不審者の手に渡るとトラブルに巻き込まれてしまいます。
そこで、子ども達と大事なお約束をしたよ
交番や消防署等助けを求められるところがないときに、防災カードを渡していい大人は…
・子どもを連れているお母さん
子どもにとって、見た目に分かりやすい大人に絞って伝えています。
子どもの防災ポーチをまだ作っていない方、ぜひ、参考にしてね!
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