サロン開店に向けてマンションの一室をDIYで内装するお手伝いをさせていただきました!
第二弾は、オーナー様たってのご希望だった

エントランスはアーチ型にしたい!
を叶えるべく、今回のDIYサポートでもっとも大がかりだったともいえるDIYをご紹介します。
アーチ型のエントランスを作るにあたって、アーチを考える前に、入口(エントランス)となる場所が縦横どれくらいのサイズになるのかを決めなければなりません。
そして、何もないマンションの一室である何もない部屋の空間に入口を生み出すには、新たな壁が必要です。
エントランスのサイズ
まずは、エントランスのサイズを決めます。平面図に落し込んだ時のメモはこんな感じ。
何度目かの手書きの図面です。

エントランスの左右には壁を作り、エントランスの上部にアーチ型にDIYしたものを固定するというざっくりとしたイメージです。
エントランスは、幅約96cm×高さ約160cm くらいでしょうか。顧客層がほぼ女性なので、これくらいのサイズ感になりました。
壁を作るための柱
何もない空間に壁を作るには、まず柱を立てます。
柱は定番の2×4材!
今回は、ジャッキで強力に突っ張れる「ウォリスト突っぱりジャッキ」を使いました。

エントランス部には合計4本、柱を立てました。
下の写真では3本ですが、右側にもう1本あります。

その柱を使って、9ミリ厚のファルカタ合板を施工し、壁を作っていきました。
“アーチ型”のDIY
アーチ型部分のDIYに使ったものも壁と同じく、9ミリ厚のファルカタ合板と、アーチ部には1×4材を使いました。
ファルカタ合板をアーチ型にカットしていきます。
ファルカタ合板は比較的やわらかい木材なので、DIYで加工しやすいです。強度の不要な場所では重宝しますね。アーチ状に墨入れした合板をジグソーで慎重にカットしていきます。

2枚のアーチ状にカットした合板を1×4材にビスで固定し、立体型のアーチ部が出来上がります。

アーチ部を内側から柱に打ち付けて固定したら、アーチ型エントランスの基礎が完成。

アーチ部分の溝に、薄ベニヤ(2.5ミリ厚)を細くカットしたものをゆっくり曲げてビスで打ち付け、蓋をしていきました。
壁材で仕上げる
壁材を使う前に、壁と壁の間の隙間を木工パテで埋めておきます。隙間があると壁材を施工しても継ぎ目が目立ってしまうので、

下地パテで隙間をなくして、平坦にしておくのがうまく仕上げるコツ!


壁材には、日本プラスターのうま~くヌレール白色を使いました。
オーナー様自ら施工にチャレンジ!

手やへらで思い切って塗り広げ、凹凸のある壁に仕上げることで、白色の壁材に陰影ができて、雰囲気のあるエントランスになりましたよ。


塗料を使うときは、必ず、マステや養生シートで汚したくないところを保護してくださいね!


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